しなやかな心をたのしく育む
浜松市のフットサルクラブ
Sfida めいコーチです。
6月17日と18日に子ども達の公式戦が
各年代で始まりました。
当スクールの子ども達にとっては初めての試合。
試合前、いろんな状況がわかる年齢になってきた3、4年生は
「緊張する〜」「心臓がばくばくしてる」などとドキドキが
止まらない様子。
コ「どうして緊張するんだろう?」
「何に緊張してると思う?」
のしつもんに
子「人がたくさん見てるから?」
「負けたらどうしようと思う」
コ「みんなは、将来何になりたいんだっけ?」
子「プロサッカー選手!!」
コ「プロサッカー選手は、どんなところで試合する?」
子「スタジアム」
「人がた〜くさん観てるとこ」
コ「どう今日の観客は?」
「みんなが今プロの選手になって試合をするとして、どうだろう」
子「少ないね」
「みんなが応援してくれてると思う」
子「そっか、なんかわくわくするね」
1年生は、初めから
「なんかたのしみ〜」
「勝つぞ〜」「わくわくする」
と言っていましたよ。
さてさて始まってみると
試合の雰囲気にのまれまくりの子ども達。
いつもの元気はどこへ・・・
などと言っている間にポンポン点を
取られてしまい、敗戦。
試合後、
コ「いまの試合楽しかった人?」
のしつもんに
子「・・・・」
「楽しかった」と言う子やっぱりコーチから見てもやりきった子。満足気。
他の子はそれぞれにくら〜い顔。
コ「次の試合はどうしたらもっと
みんながたのしくできるかなぁ?」
子「一生懸命走る」
「あきらめない」
「シュートをもっと打つ」
「声を掛ける」
コ「それをするために、次の試合までに
できることはなんだろう?」
のしつもんを子ども達に投げかけて解散。
3、4年生は、他の試合をみたり、
選手同士でポジションの確認をしたりして過ごしてました。
1年生は、試合を観て
「あのシュートすげ〜、俺もやってみた〜い」
「つぎは、ぜったい勝ちたい!」
と気合を入れてみたり。
2試合目。
3、4年生は、
ベンチに向かう途中
子「俺、ネイマールみたいにやってみよう」
子「俺は、◯◯!」
子「じゃあさー、Sfidaは、◯◯だね」
と子ども達の会話が弾みました。
全員の表情がガラッと変わりました。
気迫のあるプレー、チャンスもいくつか
ありました。
終わった後、
全員が楽しかったといいきりました。
1試合目との違いも自分たちで気がついたようです。
楽しいかどうかは、勝敗や技術のあるなしではなく、
どれだけ本気で闘ったかが大事だということを体感できました。
今度は、負けない試合ができるよう指導するのがコーチの役目です。
1年生も然り。相手は、すべて2年生中心のチームでした。
それでも諦めずに向かっていく姿はとてもかっこよかったです。
まだまだ厳しい闘いは続くけれど、最後までやりきって欲しいと思います。
とここまで書いてきて、
やっぱり思うのが、
元気に挨拶ができているか、
仲間を思いやれるか、
いま何をやるべきかを判断できるか
が大切だと実感しました。
チームが勝つことも大事だけど
強いチームが良いチームではない。
反対に弱いチームだから大したことないわけでもない。
その置かれた状況でいかに子ども達自身が
自分たちで考えて、その人らしく行動できるかだと思います。
つぎの試合に向けて子ども達と同じように
コーチも努力を続けます。
やっぱり勝つ喜びも味あわせてあげたいからね。