なぜ競争心をあおるのか。

こころもからだもぐんぐん伸びる
浜松市のフットサルクラブ
Sfida(スフィーダ)
めいコーチです。

よく聞く大人のセリフ。

負けたらかわいそう。

本当にそうなんですかね。
もし、ちいさなうちから勝つことしか
知らずに育ったら…

ちょっと想像しただけでも私は怖いです。

思春期になったり、大人になって社会に
出てから、突然負け(挫折)を経験したと
したら、大人は耐えられるでしょうか。

小さいうちの挫折と
大人になってからの挫折は
たぶん相当違うと思います。

思春期や大人の挫折(負け)は、
生きるか死ぬかの生死にかかわることが
ある。

小さいうちに、小さな挫折(負け)、
自分ではどうにもならない気持ちを
たくさん経験しておくことで
免疫力や対処法が学べます。

それが、しなやかな心の基礎に
なると思っています。

試合で勝ったり負けたりすることで
心が動き、いろんな感情の変化を
経験することがあります。

勝たなきゃいけないために
するのではなく、
勝った時の気持ちも
負けた時の気持ちも
味わって欲しい。

もしかしたら
勝っても仲良しの相手に泣かれたら
嬉しくない時があるかもしれない
負けても頑張ってトライしたなら、
次ももう一回やらせてって
意欲がわくかもしれない

必ずしも勝つことがいいとか
負けることがいけないという
結果重視ではなく
その時に動いたこころの状態を
たくさん感じて欲しいと思っています。