子どものやる気スイッチは?

しなやかな心をたのしく育む 浜松市のフットサル教室 Sfida めいコーチです。

今回は、幼児クラスのひとこまをお話しますね。

こだわりがとっても強くて、集団に馴染めなく、いつも妄想の世界で1人悪者と戦っている子がいます(笑)
とっても、かわいいんですよ(汗)

調子が良い時は、ボール遊びやボールコントロールに参加してきます。

でも、やる前から
「これ、僕には難しいよ〜〜」
「僕にはできないよー」
「どうやっても無理」
と自分で限界を決め諦めてしまいます。

私は、
「きっとできるよ」
「一緒にやってあげるから、1回やってみよう」
などと声を掛け、
少しでもできると
褒めまくり。

すると少しやる気スイッチがはいる。
次の課題に進むと、またすぐ切れる。
スイッチが完全に切れると拗ねて動かない。寝っ転がって何事にも無関心になる。

「僕はできない」

という思い込みが強い。

そんな彼と付き合いながら、月日が流れお正月明けの練習。
同じような場面になりました。

いつもよりは、すんなり練習に参加し、
みんなと一緒にボールタッチをやっていました。
彼なりにやれていたので、
褒めて乗せて見守っていました。

しかし、その時は来ました(笑)

たった1度上手く触れなかった。
「もーやだー、できないんだってばー」
とお拗ねモード全開。

声を掛けても、どこかに行ってしまう始末。

しかーし、年明けの彼はここからが変わりました。
「次、違うのやるからやってみようか」
「こっちなら、できるかもよー」
と言うと、
スーっと笑顔で戻ってきて
チャレンジしたのです。

今までは、ひとつダメなら全部できない。
だった彼が、
他のならできるかもしれない。
というモチベーションに変わりました。

きっかけは、私にはわかりません。
ただ、彼の調子が良かったのか。
たまたまタイミングが良かったのか。

それでもひとつ言えるのは、
彼の心が成長していると
いうことです。

「できない」

から

「できるかもしれない」

できない自分をひとまず置いといて

次の事に気持ちを向ける。

大人でもなかなか難しいですよね。
ひとつ気になっちゃうと、ずっと心がひっかかって次に進めない。
でも、そこのできないことに時間を費やすよりも、
できることに時間を使うことで、
楽しいと思える、
心に必要なワクワクのエッセンスを感じることができる。
とっても素敵なことだと思いました。

これからも子どもの心の小さな成長を
見逃さないように、子ども達と関わっていきたいと思います。

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