チクチク言葉って知っていますか?

こころもからだもぐんぐん伸びる
浜松市のフットサルクラブ
Sfida メイコーチです。

チクチク言葉って聞いたことありますか?

最近、子ども達が遊んでいるところで、
友達同士でけんかをすると、
それチクチク言葉だよ。
言っちゃいけないんだ。
という会話を耳にします。

チクチク言葉とは、
言われると悲しい言葉、傷つく言葉で
「バカ。あほ。デブ。ブス。死ね。キモい。ウザい。
臭い。そんなことも知らないの。一緒に遊ばない。どっか行け」など。

言わないにこしたことはないけれど、
人間の感情なんだから
つい気持ちが言葉にでることはある。
大人でも子どもでも。

特に子どものうちはこの感情を表に出すことを大切に思っています。
嫌な気持ちを内に秘めていたら、
いつか心が潰れてしまいますよね。

だから、私はチクチク言葉を
言ってもいいと思っています。
つい感情的になって、でてしまった言葉。

ただ、子ども達に知ってて欲しいのは
そのチクチク言葉を言ったことで
相手がとても傷付くということ。

子ども達の会話を聞いていて、
傷付くから、かわいそうだから、
言っちゃだめ、やっちゃだめでは、
子ども達はこれからどんどん苦しく
なっていくような気がしたんです。

絶対に言っちゃいけない言葉は
あると思いますが、
全部ダメではなくて、
言いたくなっちゃった子どもの気持ちも
大切にしてあげたいなと。

それによって、相手がすごく傷付くこと。
悲しむこと。はちゃんと伝えていくのが
大人の役割だと思います。

何でもかんでも、悪いからダメって言われて、
何にもしないそんな完璧な良い子は、
返って成長してからの反動が怖いです。

子ども(特に幼児期)のうちだからこそ、
色んなこころの経験をさせて、
心の免疫力をつけてもらいたいなと
思います。

※決してチクチク言葉を推奨しているわけではありません。
ただ、言いたくなってしまう自然な感情を持った子どもの気持ちにも
寄り添いたいということです。誤解のないようにお願いします。