今の時期に大切なことは何だろう。

しなやかな心をたのしく育む
浜松市のフットサルクラブ
Sfida めいコーチです。

今日は、
アクティブチャイルドプログラム(ACP)の
講習に参加してきました。

幼児期、学童期の運動能力の低下が
危機的になってきている近年。

1週間で1時間(1日あたり9分)も
運動しない子どもが
増えているそう。
(授業と通学は除く)

でも、その子どもたちは、
運動が嫌いな子ばかりでなく、
遊びたいときに、
一緒に遊ぶ友達や大人がいなかったり、
遊ぶ場所や時間がなかったりして、
運動のチャンスを逃してしまっている。

子ども時代の運動経験(習慣)は、
大人になってからの生活習慣(スタイル)にも
大きな影響を及ぼすことが
わかってきているそう。

幼児期、学童期のうちにたくさん
体を動かして、運動ってたのしいって
思える経験をたくさんさせてあげたいと思う。

しかし、今の時代、酷いとこでは幼児から
勝利至上主義※の指導者がでてきて、
専門の技術に特化した指導を
しているところもある。
小学生では、低学年でももう試合に出させて
もらえてないチームも見かける。

子どもを預かる立場として、
何を大切にするのか。

私は、子どもが生涯、スポーツを楽しんで
くれる人になるように育てたいと思っています。
今の学校生活や家庭生活の自由時間で
経験ができないことをたくさんさせて
あげたいと思う。
制限がなく、自由な中で、自分達で考え、
危険を察知し、困難に立ち向かい、
アイディアをだしあい、解決していく。

そんなクラブにしたいと改めて考え
させられました。

講師の先生とお話させていただいた時も、
学童期までは、たのしく遊ぶ。いろんな
動きを経験させる。
専門に特化するのは、高校生からで十分。
と言って頂けたことが嬉しかった。

他の地域では、強くなければ
強いチームに行かせる、または、
その指導者をやめさせる
などの恐ろしいことが起きているそうです。

幸いうちのクラブの保護者は、
当クラブの方針を理解してくださっているので
安心して指導をさせて頂ける環境が
整っていることに感謝します。

ただ、今回の講習を受けて、もっともっと
子どもたちのたのしいを引き出すメニューを
多く使って体づくりをしてもいいんだなと
思いました。

まだまだ私の中にも、
フットサルクラブなんだから、
ちゃんと教えなきゃという気持ちがある。
それが時々芽を出しては、私の指導をジャマする。

でも、これからは、
まずこの目の前の子どもたちの
健康な成長のために
どんな活動が良いのかに
もっとフォーカスしても良いと言ってくれる
仲間ができたことが嬉しかった。

より良い指導をまた今週から
やっていきます。

お楽しみに。

※試合を闘う限りは、勝つことを目標にします。
ただ勝利至上主義は、勝つためなら何でもする。
という行きすぎた指導があることを
言うのだと解釈しています。