子どもの心を育てる

しなやかな心をたのしく育む浜松市のフットサル教室 Sfida の めいコーチです。

先日、小学生の男の子のお母さんからこんなお話を聞きました。

うちの子、忘れ物をしょっちゅうするんです。と。

忘れ物?ほっといてどんどんさせればいいよ。学校で困れば自分で注意するようになるんじゃないかな。

それが、学校で全く困っていないみたいで・・・

!!!
そういえば、以前聞いたことがあります。
忘れ物をすると、子どもがかわいそうなので届けてくれと保護者に学校から電話がかかってくる。
先生が、すぐに予備のものを貸してくれる。など

いやいや、困らせてくださいよ。

困ることで子どもの心は刺激され、そして子どもはどうしたらよいか頭を使って考えるようになるじゃないですか。

なんでも与えてばかりいたら、いずれ自分で考えない大人になっていきますよ。

Sfidaは、しなやかな心を楽しく育むをモットーに
フットサルを通して子ども達の心育ちを大切にしています。

しなやかな心は、自分で考えるという力も同時に身につきます。ぬるま湯にばかり浸かっていては育たないです。
やはり、心もいろんな感情を経験することで強くそしてしなやかに成長していくもの。

Sfidaでは、忘れ物大歓迎です。保護者には、なるべく手を貸さないようにお願いしています。
練習着を忘れた、シューズを忘れた、水筒を忘れたetc
子どもは忘れん坊大将なのでよく忘れてきます。

コーチも手を貸しません(冷たいのね😅)
子どもが自身で答えを見つけるのを待ちます。

家が近いので取りに帰ります。
友達に借ります。
お母さんに持ってきてもらうので電話してください。etc

ここまでに子どもの心は様々な葛藤をしていると思います。怒られるかな、大丈夫かな、黙っていようかな。

ここがとても大切だと私は思います。
生命に関わることでなければ、困る経験をいっぱいして欲しいなと思います。困ると子どもは考えます。何とかしなきゃ。と。
そしてその積み重ねが心の成長へと繋がっていきます。

現代の子は、普段の生活からころんだり、けんかしたり、冒険したりという心も体も成長をする機会を失われています。

安全や責任の所在を重視するばかりに、子どもの心身を健康に育む環境が少なくなってきているようです。

そんな現代に、いま私たちができることはなんだろう?

と自分自身に問いかけてみませんか。