その勝利の中で、わが子は本当に「活躍」できていますか?
サッカーの試合を見ていて、こんな気持ちになったことはありませんか?
チームは勝った。
子どもたちも喜んでいる。
保護者からも拍手が起きている。
でも家へ帰る途中、ふと考えてしまう。
「今日、うちの子は何回ボールに触ったんだろう。」
「本人は、本当に楽しかったのかな。」
チームが勝ったのだから、もちろんうれしい。
けれど、わが子一人に目を向けてみると、何となくモヤモヤが残る。
もしそんな気持ちを抱いたことがあるなら、少しだけ立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
チームは勝った。でも、活躍したのはいつも同じ子
小学生のサッカーを見ていると、とても上手な子がいるチームがあります。
ドリブルで相手を抜いて、シュートを決める。
ピンチになればボールを奪い、そこから一人でゴールまで運んでしまう。
「あの子にボールを集めれば勝てる」
そんな勝ちパターンができているチームもあるでしょう。
そして実際に勝つ。
指導者もうれしい。
保護者もうれしい。
子どもたちもうれしそうにしている。
決して、そのこと自体を否定したいわけではありません。
勝つために一生懸命プレーすることも、上手な選手が自分の力を発揮することも、とても素晴らしいことです。
ただ、私は子どもたちを長く指導してきた中で、ときどき考えることがあります。
その勝利の中で、一人ひとりの子どもは「自分もこのチームの力になった」と感じられているだろうか。
8人、11人いるのに、「自分は何をしたんだろう」
試合が終わったあと、
「今日もいっぱいボールを触った」
「思い切り走った」
「失敗もしたけど、やってみた」
「自分もチームの役に立てた」
そんな気持ちで家へ帰れているでしょうか。
それとも、
ボールが来たら、すぐ上手な子へ渡す。
困ったら、その子を探す。
その子がゴールを決めて、みんなで喜ぶ。
そんな時間が繰り返されていないでしょうか。
低学年の頃からずっと同じ環境にいれば、それが当たり前になっていて、子ども自身も疑問を持っていないかもしれません。
「自分はあの子みたいに上手じゃないから。」
「僕はパスを出せばいい。」
そんなふうに、自分の役割を小さく決めてしまっていることがあります。
でも、本当にそれでいいのでしょうか。
「もっと頑張って」と言う前に、考えてみてほしいこと
わが子がなかなか活躍できないと、保護者としては心配になります。
「もっと積極的にボールを取りに行けばいいのに。」
「せっかく試合に出ているんだから、もっと頑張ってほしい。」
そう思うこともあるでしょう。
私も指導者ですから、その気持ちはよく分かります。
ただ、子どもが主体的に動けない理由は、本人の性格や技術だけなのでしょうか。
もしかすると、
「自分がやってみよう」と思える環境が、まだ十分ではないのかもしれません。
Sfidaが大切にしているのは「全員が主体者になること」
Sfidaは、強豪クラブではありません。
大会で勝つことだけを目標に活動しているクラブでもありません。
私たちが大切にしているのは、
子ども一人ひとりが、自分からスポーツに関わること。
上手な子も。
まだ思うようにボールを扱えない子も。
積極的な子も。
少し後ろから様子を見ている子も。
その子なりに、
「自分は何ができるだろう。」
と考えて動いてほしいと思っています。
上手な子にも「もっとできること」がある
Sfidaでは、上手な子が一人で全部やってしまえばいいとは考えていません。
技術があるからこそ、仲間のためにできることがあります。
自分でシュートを決めるだけではなく、仲間がプレーしやすいパスを出す。
困っている子に声を掛ける。
仲間のチャレンジを待つ。
失敗した子を励ます。
自分が目立つことだけが「活躍」ではありません。
仲間を活躍させることも、その子にしかできない立派な活躍です。
そう考えると、上手な子にとってもスポーツの楽しみ方が広がっていきます。
苦手な子にも「自分にできること」がある
反対に、まだ技術に自信がない子にもできることがあります。
「今日は相手についていこう。」
「ボールを取られても、もう一度追いかけよう。」
「仲間に声を掛けてみよう。」
「一回は自分でドリブルしてみよう。」
大人から役割を与えられるだけではなく、
自分で「今日はこれを頑張る」と決めてみる。
そして精いっぱいやってみる。
できたときには、仲間が一緒に喜ぶ。
できなかったとしても、
「やってみたね。」
とその挑戦を認めてもらえる。
そんな経験を重ねていくと、子どもの表情は少しずつ変わっていきます。
みんなでつないだゴールは、喜び方が違います
Sfidaで私が好きな光景があります。
一人の上手な子が何人も抜いて決めるゴールではありません。
誰かがボールを奪う。
仲間につなぐ。
その子がまた別の仲間へ渡す。
そして最後に、ゴールが決まる。
その瞬間、みんなが喜びます。
ゴールを決めた子だけではありません。
ボールを奪った子も。
パスをつないだ子も。
一生懸命走った子も。
ベンチから声を掛けていた子も。
「みんなで取ったゴールだ」
と感じられるからです。
私は、その姿を見るのが好きです。
勝った、負けたという結果以上に、
そこへたどり着くまでに一人ひとりが何を考え、どう仲間と関わり、どんな挑戦をしたのか。
その過程を、子どもたち自身が一緒に喜び合える。
私は、そんなスポーツを子どもたちに経験してほしいと思っています。
今のお子さんは、スポーツを「自分のもの」にできていますか?
ここで、少しだけお子さんのことを思い浮かべてみてください。
試合が終わったとき、お子さんはどんな顔をしていますか?
「今日、こんなプレーができたよ。」
と自分から話してくれますか?
「次はこれをやってみたい。」
という言葉は出てくるでしょうか。
それとも、
「勝ったよ。」
「負けたよ。」
だけで終わっているでしょうか。
チームが強いかどうか。
試合に勝ったかどうか。
レギュラーになれたかどうか。
もちろん、それもスポーツの一つの価値です。
でも、小学生の今だからこそ、もう一つ大切にしてほしいことがあります。
「自分でやってみたいと思えること。」
「自分も仲間の役に立てたと感じられること。」
「今日も思い切り体を動かした、と満足して帰れること。」
そして何より、
「スポーツって楽しい。またやりたい。」
と思えることです。
今のクラブを辞める必要はありません
この記事を読んで、
「今のチームを辞めてSfidaへ移った方がいいということ?」
と思われるかもしれません。
そういうことではありません。
今所属しているチームだから経験できることも、たくさんあるはずです。
Sfidaで経験できることもあります。
大切なのは、
どちらが良い、悪いではなく、今のお子さんにどんな経験が必要なのか。
一度、そこに目を向けてみることではないでしょうか。
競技としてサッカーに取り組む場所とは別に、
もっと自由にボールへ触れて、
失敗を気にせず挑戦して、
いろいろな仲間と関わりながら、
自分からスポーツを楽しめる時間があってもいい。
私はそう思っています。
「うちの子、こんなに楽しそうに動くんだ」
もし今、
「チームではあまりボールに触れていない。」
「試合になると消極的になってしまう。」
「もっと自分からプレーしてほしい。」
「せっかくサッカーを始めたのだから、まずはスポーツそのものを好きになってほしい。」
そんなことを感じているなら、一度Sfidaへ遊びに来てみませんか。
無料体験があります。
体験だからといって、上手にプレーする必要はありません。
今のチームを辞める必要もありません。
まずは、お子さんがSfidaの中でどんな表情をするのかを見てみてください。
自分からボールを追いかけるかもしれません。
普段とは違う仲間に声を掛けるかもしれません。
失敗して笑って、もう一度挑戦するかもしれません。
そして帰り道に、
「今日、楽しかった。」
「また行きたい。」
そんな言葉が聞けるかもしれません。
チームの勝敗を見るのではなく、
わが子一人の表情を見る時間。
それが、お子さんにとって今、本当に大切なものに気付くきっかけになればうれしく思います。
Sfidaで、お待ちしています。


